スロバキアの夏のお祭りに行ってきました。
過去2年間はコロナウイルスの流行のため、開催されず。今年は3年振りの開催でした。
スロバキア最大級の夏まつり
夏のヨーロッパではお馴染みの移動式遊園地、スロバキアにもやってくるんですが、その中でも最大級の規模を持つのがSpišský trh(スピシュスキートゥルフ)です。
今年の開催は7月14日(木)~17日(日)まで。北東スロバキアの地方都市に一年で一番人が集まる日です。
お祭りが開催される街、Spišská nová ves (スピシュスカーノヴァヴェス)は中世から貿易の拠点の一つとして栄えたこともあり、今でも年に数回、大きな市場が開かれます。
そのため、このお祭りの特徴は市場、スロバキアの食べ物の屋台、移動式遊園地、音楽ステージと複合的な催しなのです。
この街のシンボルであり、旧市街の中央に位置する聖母マリア・カトリック教会。
塔の高さは87mあり、スロバキア国内で一番高い教会です。
14世紀に建てられた教会や中世に作られた建物が並ぶ旧市街に出現する観覧車やメリーゴーランド、何だか不釣り合いのような、それでいて夏の風物詩のような光景です。
これがスロバキアの夏まつり
お祭りの期間、旧市街は車道は封鎖され歩行者天国となります。そして、通りに沿って露店がズラッと並びます。
売られているのはスロバキアの工芸品やペルニークなどのお菓子。
露店の食べ物もスロバキアらしい!
人の流れに沿って歩きながら買い物をしてお腹が空いてきたら休憩しましょう。
スロバキアでB級グルメといえばクロバーサと呼ばれる太いソーセージ。その他にもこれでもかと肉料理が山のように積まれていました。
土曜日の夕刻からの音楽ステージはなんと真夜中まで続きます。
このお祭りの期間は旧市街にあるカフェやレストランパブも夜遅くまで営業します。
スロバキアの魅力が詰まった夏のお祭り、日本に帰る前に行くことができて良かったです。
すでに数年スロバキアに住んでいる私ですが、まだまだ興味深いもので溢れています。
特にこのような非日常の催しは大人になってもとてもわくわくしますから!