世間の混乱具合とコロナ抗原検査

スロバキア政府から明後日10日の水曜日より公的機関において、コロナ抗原検査の陰性証明書の提示が必要との発表がありました。

主人は新しいパスポートの申請をしないといけなかったので、警察署(各種発行物管理部門)へ。
スロバキアではIDカードやパスポートなど発行物、車のナンバーの管理は警察が行っています。

中に入るなり、抗原検査の陰性証明書を持っているか聞かれました。主人が持っていないことを告げると、パスポートの申請はできない、検査を受けて陰性証明書を持ってきて下さいと言われました。

主人が陰性証明書の提示義務は水曜日からのはずだと主張すると、一人の警察官が何やら紙一枚を手に、ここに書いてあるからと。ですが、主人の目の前でチラつかせただけできちんと見せてくれませんでした。(本当に手渡してもくれず)
結局、警察官はこちらの意見を尊重しろと言うだけでした。

普段は穏やかな主人ですが、こういう場面では臆することなく自分の意見を主張するのを見ると、この国で生きるにはこうするべきなんだろうなと思うのです。私はどうにかして穏便に済ませようとしてしまいますが。

今回も冷静に意見を主張し続ける主人と次第に苛立ち始める警察官の間でオロオロするだけの私。疲れた。

仕方なく、抗原検査を受けに行くことにしました。検査場所は各自治体に委任されているようです。
最寄りの町は小雨の中、20人以上の人が並んでいたので車を走らせて違う街へ行くことに。

訪れた検査会場はホテルでした

検査会場には以上のサイトに登録・予約の上、検査を受けて下さいとの貼り紙がありましたが、私たちはそんなことも知らずに来てしまいました。とりあえず受付で聞いてみるとサイトへの登録なしに、そのまま検査が受けられるとのことでしたので、鼻の奥に綿棒を入れられて検査終了。
結果は夫婦共に陰性でした。

陰性証明書を手に急いで警察署へ。(もちろん冒頭の警察とは違うところ)無事にパスポートの申請も完了しました。

スロバキアでは、パスポートの発行申請に必要なものはIDカード申請料33ユーロのみ。(古いパスポートがあれば返納する)
住民票がある街以外でも簡単に手続きできます。

今のスロバキアは通常以上に情報が錯綜していて、何が正しいのか分からない状況です。それを痛感した一日&私たちの結婚3周年記念日でした。

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