毎年3月8日はMedzinárodny deň žien (国際女性デー、国際婦人の日)
女性の権利を守り、活躍を願う国際的な記念日だそうです。
記念日の本来の趣旨は性差のない、女性の社会における平等な人権に向けたものですが、一般的には妻や母親、同僚などに日頃の感謝を込めて花束を渡すのが恒例らしいです。
印象としては、母の日とホワイトデーと勤労感謝の日が合わさったみたい。解釈が浅くてごめんなさい。
イタリアやフランスでは黄色いミモザを贈ることで有名ですが、スロバキアでは特に決まっておらず、バラやチューリップ、カーネーションなど好みのものをそれぞれ買っているようです。
スロバキアはロックダウンで花屋が営業再開していないので、スーパーでお花を買いました。
今日はいつも以上に混んでおり、買い物客の大半が花束を購入していました。
(めちゃ密やってんけど)
また、今日から屋内での特殊マスク(FFP2)の着用が義務づけられています。
最近、個人的なことで少し落ち込み、不安な気持ちから気が立っていたのですが、一旦負の感情を心の端に寄せることにしました。
私はフェミニストでもないし、人権を訴える活動家でもありません。そんな技量も熱量もない人間です。
買ったバラを花瓶に移し、お茶を淹れながら、ふと思いました。
自分の人生にいっぱいいっぱいの弱っちい女性でもいいじゃないの。強くなれなくてもいいって。
それでも逞しくなる努力は続けたい。歳を重ねたとき、それが美しさに変わる気がするのです。
そんな私の独り事。
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