赤い果実と夫婦談論。

さくらんぼの季節がやってきました。
庭のさくらんぼの木に成っている実も熟してきて、まるで血赤珊瑚のように鮮やかで深い赤色に染まってきています。

今年は例年よりとても少ない収穫量になりそうですが、それでも私たちが堪能するには十分。

裸足で木に登って、もぎ取ることからケーキを焼くことまで。全ての過程が心身共において良い気分転換になります。

さて、一年のうち10日間ほどだけ出番のあるお方のお出ましです。
それがこちら。さくらんぼの種抜き器

こちらはtescoma社のもの

本当に、この時期しか使うことがないのですが、これ、とても良いです。
私は基本的に調理器具を余り多く持ちたくないのですが、これは必要!
ケーキに入れるときも、コンポートを作るときもあるのとないのでは雲泥の差です。

そんな今日もぷりぷりのさくらんぼを口いっぱいに頬張ります。

今年ももう半分が過ぎようとしていますが、私たち夫婦の今後の生活の予定、計画は全く立てられる状況にありません。

先日、夫婦でじっくりと話し合いをしました。遠くを見つめるとその不明瞭さに投げやりになり、気分も落ちるので、ただ目の前の日々の中でやるべきことをやり、前向きに過ごす、という心掛けを見直すことで話が落ち着きました。

もはや夫婦というか、この世の中を生き抜くパートナーみたい。

とてもとても小さな喜びと楽しみを積み重ねることが毎日の幸せに繋がるんでしょうか。
だとしたら、その幸福感を得るための感受性を辛いことや悩みがある中でも鈍らせないようにしたいという、私なりの話し合いの振り返りです。

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