義理の親族大集合、スロバキア式パーティ。

先週末、主人の父方の親戚の集まりがあったので参加してきました。
発想から15年、今回ほど大規模な集まりは初めてで、子育てや仕事が落ち着き、集まれるのは今しかないと開催に踏みきったそうです。

一族大集合

主人の父、つまり私の義父は8人兄弟姉妹です。年長と末っ子の年齢差は20歳以上らしく、従兄弟同士の年齢差も大きいです。
3歳頃の主人が高校生くらいの従姉妹のお姉さんに遊んでもらっている写真があります。

今回集まったのは4世代、総勢58人でした。最高齢は88歳、最年少は1歳半
主人から見て、伯父伯母、従兄弟従姉妹に始まり、従兄弟姪やその配偶者に子供たち….もう血縁でいうと名称が何なのか分からない。

場所はポーランドとの国境であるタトラ山脈が望める一族が生まれ育った村。今でも親戚の多くがこの村に住んでいます。
村のサッカー場横のパブのテラス席で自家製の軽食やケーキを持ち寄り、パブの裏で豆とベーコンのスープを炊いていました。

スロバキア式挨拶と家族の概念

スロバキアは基本的にこのようなパーティは配偶者の参加が一般的で、それぞれ家族を連れて来ていました。
特に田舎では血縁関係なく、家族は家族として結びつきが非常に強いです。

この家系、皆人懐っこくてお喋り。もう各々が自由奔放に喋るし騒がしい。(←言いたい放題)
客観的に見てて思うのは、血って凄いな。(←語彙力)

スロバキア式の挨拶はハグ、両頬に一回ずつチークキスをするのです。
久しぶりの再会が嬉しいハンナ伯母さんに腕をガッチリ掴まれて80代とは思えない力でハグされました。

実はこの一族の中に私以外にもう一人外国人がおりまして、義理の従兄弟姪のご主人がイタリア人なのです。
スロバキア語が堪能で社交的な彼は話題の中心に入り、笑いを取るわ、お酌して回るわ。私にそんな語学力も技量もないので、私はカメラマンを買って出て写真を撮っていました。
自分で言うのもあれですが、結構良い写真が撮れましたよ。

民謡を歌って踊る

お腹も膨れ、酔いが回り気分が高揚してくると、スロバキア人は歌い出し、踊り出すんです。
基本的に選曲はスロバキア民謡。しかも上手いんですよ、歌も踊りも 素人なのに。
そして大声で名前を呼ばれるんですよ。もう踊るしかないやないか。日本でダンスなんてしたことないのに。
ちなみに私の主人は歌も踊りも苦手なのでスッと存在を消していました。

16時開催のお開きは翌2時でした。
心身ともに疲れましたが、義理の家族の集まりって気疲れするもんですよね。

久しぶりに会った義理の伯母や従姉妹にスロバキア語が上手くなってると褒めてもらえたのがとても嬉しくて、当分は語学学習のモチベーションが保てそうです。

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