東スロバキアの都市コシツェの郊外にある小さな町budimír (ブディミール)で月に一度開催される蚤の市に行ってきました。
昔の小学校で使われていたスロバキア語の硬音軟音の表もありました。主人は「小学校にあったー!」と懐かしがっていました。
シーズン真っ只中!の蚤の市
春~夏は蚤の市のシーズンで、天気の良い土曜日だったこともあり、この日はとても多くの来場者で賑わっていました。
上の写真の下に写っている飾り皿は南東スロバキアのMedzisovce (メドジショヴツェ村)でかつて作られていたもので手作業で絵付けされた控えめな色合い素朴な風合いが特徴です。
この町での蚤の市は規模は小さいのですが、ここは屋外だけでなく、すぐ隣の建物が骨董店なのです。
上の階にはテーブルや箪笥などの大型家具が置かれいました。いくつかは売却済みの付箋が貼られていて、アンティークは身近なものであることが垣間見えます。
小腹が空いたらクロバーサで腹ごしらえ
さて、一通り見て回って小腹が空いたら、スロバキアの極太ソーセージ・クロバーサで腹ごしらえをしましょう!
おばちゃんが豪快に切ったパンはボウルから各自取っていくスタイルです。
蚤の市の露店の横で必ずといってあるのがこの焼きクロバーサの屋台。 戦利品を小脇に抱えながらクロバーサを頬張る、これがスロバキアの蚤の市の風景です。
出会いに溢れた土曜日
クロバーサを買うときに偶然前に並んでいたカップルとカウンターでクロバーサを食べながら雑談をして会話が弾みました。
このスロバキア人のどちらともなく始まる気負わない会話が私はすごく好きです。
前から知り合いだったかな?というくらい自然なんです。かといって陽気という訳ではなく意外と控えめで距離を詰めるのに時間がかかるスロバキア人。奥が深いです。
物との出会いだけでなく、人との新たな交流が生まれるから私は蚤の市が好きなのかもしれないです。
全ては必然の一期一会。
また来月が楽しみです。