私と子猫たちの9週間。

5月末に子猫たちが生まれてから成長を見守り、里親を探してお別れをするまでの9週間の記録。

小さな命を見守る

2年前に隣人から引き取った3匹のうちメス猫が2匹。
その2匹が同じ日に子猫を産みました。
全部で7匹の子猫たち。

私たちはこの村を離れ日本に行くので、子猫たちは全て「ポンポンちゃん」(仮名)と呼んでいました。

お乳をあげるとらちゃん(左)とぶちちゃん(右)

子猫を産んだ2匹のメス猫は姉妹。

猫は数の概念がなく、認識できないそうです。
そのため、自分の子猫と他の猫が産んだ子猫と区別がつかないようで、2匹で7匹の子猫たちの世話をしていました。

一匹が日中子猫たちにお乳をあげて世話をしていたら、もう一匹は夕刻から子猫たちにお乳をあげて。
シフト制のような体制で何とも面白かったです。

子猫の成長は非常に早く、あっという間に大きくなります。
100gにも満たない体重で生まれたのに、生後8週間で1000g超え。

生後2週間、目が開いて耳も立ち始める

新しい家族を探して

生後6週間で最初のワクチンを打ち、除虫薬も服用していよいよ里親探しです。
短い間しか面倒を見れなかった私たちの代わりに愛情を注いでくれる新しい家族を見つけてあげたい。

SNSで周知したり、インターネットの掲示板に掲載したりしてある一定数の譲渡希望の連絡がきました。

ジプシーからの里親希望には主人はとても敏感で場合によっては断っていました。
猫の性別や毛色の希望を聞いても「何でも構わない」と答えていたり、引き渡しのために住所を聞いてもなかなか教えてくれず、通りの名前だけ言われて地図を調べるとジプシーの集落だったり。

誤解がないように書くと、私たちは「ジプシーだから」譲渡を断ったのではなく、電話口からきちんと大切に育ててくれそうにない雰囲気を感じ取ったからです。

気が変わったからいらない

スロバキア人でも無責任極まりないことを平気でする人たちもいて、私は非常に落胆しました。

里親希望の連絡がきて、意思確認をし、譲渡日を決め、再度譲渡に向かう連絡をすると
「もう他の猫を迎えたから、いらない」
「やっぱり気が変わったから」

このように一方的に言われて譲渡しなかったことが一件や二件ではありませんでした。

里親希望の意思が変わったなら、どうしてすぐに連絡してこないのか。
先着で子猫たちの里親を決めていたので、中にはもう譲渡先が決まってしまったと何件も断っていた子猫もいたのに。

非常に腹が立ったのは、「気が変わったからいりません」と理由も記載することなくメールを送ってきた人。
しかもご丁寧に保護猫シェルターのホームページのURLまで添付して。

メールという時点で誠意が感じられないですし、保護猫シェルターのホームページのURLを添付して送るなんて、人を馬鹿にしています。

仮に私たちが子猫たちを手つ取り早く手放したいなら、もうシェルターに預けています。

今回、メス猫たちが子猫たちを産んだのも無計画ではありません。
もっと早くに避妊手術をすることもできましたが、一度は子猫を産ませてあげたいという主人の意思を尊重しました。

拾う神あり

里親探しが難航しているときに、村のあるおじいさんの知り合いの酪農会社が是非とも子猫を引き取りたいと申し出てくれました。

乳牛500頭を所有する大きな会社で、猫たちは食べるものに困らないし、願ってもない譲渡条件でした。

勤勉な獣医に助けられ

お世話になっていた獣医はとても勤勉で親切でした。
時には時間外であっても診療所を開けてくれて対応してくれました。

とらちゃんとぶちちゃんの避妊手術も済ませ、子猫たちも2回目のワクチン接種完了です。

ポンポンちゃんたちの旅立ち

この田舎の家にはとらちゃんとぶちちゃん、そして子猫2匹を残すことになりました。
(子猫2匹は主人がどうしても手元に残すと駄々をこねた)

猫たちを残してスロバキアを去ることに主人は心を痛めています。

その一方で猫たちはこの東スロバキアの小さな村で自由気ままに過ごすことでしょう。

(冬の間だけ隣人に週に2回ほど食事を与えてくれるように頼んでいます)

主人が猫たちとお別れ会を開いていた

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