先週末に主人の母方の親戚たちを招いて、この田舎の家に集いました。
お別れ会は悲しいので、(日本に行く私たちの)壮行会ということで。
急遽決まったこともあり、おもてなしはできる範囲で用意しました。
ルーツである田舎の家
4人兄弟姉妹の長子だった主人の祖母、そして弟妹全員がこの村で生まれ育っています。
主人の従兄弟たちにとっても、この村とこの田舎の家と土地は先祖から続く大切なもののようです。
それぞれが家庭を持ち、子供や孫がいると遠くに住んでいなくともなかなかこうやって集まる機会はないので、お互いに近況報告ができました。
最後に集合写真を撮って、夏の素敵な思い出が増えました。
なんと御歳90歳を超えている主人の祖母の弟のお嫁さんまで来てくれ、帰り際には両手を握られ、「幸運を祈ってるわ」と何度も言われました。
さらには「教会には行っちゃだめよ、家長である主人の言うことを良く聞いて従うこと」と言うので、承知したと頷いていると、横で聞いていたおばあちゃんの孫たちがまた言っているよと言わんばかりに笑みを浮かべていました。
久しぶりに会った親戚たちからはスロバキア語がどんどん上手くなってる!と言われ、高齢のおばあちゃんとも意思疎通ができたことが嬉しく、褒められて上機嫌だった私。
翌日、お隣のおじいさんに会いに行き、話しかけても私のスロバキア語には反応せず、全く同じことを言った主人に返答するおじいさん。
「まだまだ努力が足りん」と言われているようでしょんぼりです。
スロバキアはもう晩夏
庭のブラックベリーが色づいてきました。艶やかに黒く光る粒を収穫すると夏にお別れを言うのも間近です。
本当にスロバキアの夏は短い。
日本への渡航まで3週間をきっているし、感傷に浸っている時間なんてないんですけどね。
恐れていた日本渡航のフライトがキャンセルになり振替便を受け入れて予約。日本へは直行便ではないので乗り継ぎの都合もあるのでこれ以上のキャンセルやスケジュール変更は勘弁していただきたい。