春になったら、

暖かい日射しが降り注ぐ日が続き、ようやく長かった冬が終わった3月の始め。

アリたちは巣から出てきて忙しなく働き、渡り鳥たちは青空の下、列を成し無事にアフリカから戻ってきたことを喜んでいるかのように大きな声で鳴いています。

そんな中、今月からスロバキアではコロナウイルスに関する規制がさらに厳しくなりました。(自由は何処へ)

さらに来週からはFFP2マスクの着用が義務になるそうです。

今月から園芸品店の営業が再開されましたが、入店には抗原検査の陰性証明が必要です。
ロックダウン以降も食料品店と薬局は営業していますが、今まで陰性証明書を求められたことはありません。

毎週のように変わる規制。昨日の今日で決まるルール。公式文書ではなく、首相のSNSで発信されるきまりごと。

全てを確認、理解することは難しく、ただ無秩序な世の中から自分を守るために抗原検査の陰性証明書を持っておくことにしています。

この抗原検査、在宅ワークのできない職業または教職に従事している人は毎週受けて、陰性証明を提出する決まりだそうです。
また、陰性証明書の有効期限は2週間、地域によっては3週間だそうです。何を基準にこの数字を出してきたのか、地域による差は何なのか。つっこみどころ満載です。

もはや何度目であろうか

昨年から実施されている全国民コロナ抗原検査。
この抗原検査の実施以降、スロバキアのコロナ感染者は増加し続けています。
グラフの推移を見ると専門家でなくても、抗原検査の意味と効果に疑問を抱くと思います。

以前のブログでも書きましたが、スロバキアの65歳以上のコロナ陽性者は1人につき4人で累計されています。
なので、公式発表の感染者数はその計算方法に従って計算されています。本当の感染者数は分かりません。

さて、スロバキアの政界では春の嵐の予感です。

内閣与党内で内輪揉めを起こしているようで、このままだと首相は議席を多く失うことになり、退任を迫られるのではないか?とニュースになっています。

季節の変わり目は政権の変わり目なのかもしれません。

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