古家具と在留資格認定証明書

最近の諸々。ロックダウンが続くスロバキア、春は大掃除の季節。何だか家の内装を変えたくてそわそわ。そんなときに屋根裏で見つけた古い本棚。
大量の埃とクモの巣を取り除いてよく見てみると、手作業で打たれた釘に緻密に合わさった木枠。
造りがしっかりしており、幸い虫にも食われていなかったので、塗装し直してリビングに置くことにしました。

思いの外、大きくて1階へ下ろせなかったので、隣人にお願いしてトラクターで吊り提げてもらいました。
何だか大事になってしまいました。

主人が幼少の頃にはすでに屋根裏で眠っていたそうで、教師をしていたおじい様が廃校になった小学校の図書館から譲ってもらったのだとか。

経年による趣と佇まい、古道具の魅力ですよね。物を大切にすることは、地に足をつけて生きることと通ずると感じます。

今日、主人の在留資格認定証明書が日本から届きました。

実は来月から主人は日本で働く予定でした。それゆえ今年の始めからビザ申請の準備を進めていましたが、今は世情によりビザの発給は停止しています。
なのでビザはおりず、スロバキアからリモートワークの予定です。

通常、在留資格認定証明書の効力の期限は発行から3ヵ月ですが、現在は6ヵ月の措置がとられているそうです。

通常より複雑なイレギュラー対応にも迅速に対応かつ、その都度連絡をくれる先方の事務職員さん。日本の事務の仕事の質の高さに感心しています。本当に有難いです。

いつ日本に行けるのか、考えてもどうしようもないので、スロバキアで堅実に暮らしつつ、いつでも柔軟に身動きが取れるように心は軽くいたいなぁと思っているこの頃です。

季節も状況もゆっくり少しずつ変わるのだから。

最後にどうでもいいことを一つ。
本棚のニス塗りで手のひらの真ん中にマメができて、皮がめくれて地味に痛い。(しかもそこそこ大きい)
どんなふうに刷毛を握ってたんやろ、自分。

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