昨日、所用で義実家の街へ行きました。
ロックダウンで飲食店の営業が制限されてから、この街に来ると必ずお気に入りのカフェでケーキを大量購入するようになりました。
(頻繁には来れないので)
国からの補助も不十分な中で続く営業制限、多くの飲食店が店をたたんでいるのが現状です。このカフェにはどうしても持ち堪えてほしくて、微力ながら助けになりたくて。
(私はこのカフェがなくなったら本気で泣くくらい好き)
いつもありがとう。素敵な一日を。
また来るからね。
といつものように挨拶を交わして店を後にしました。
ケーキを買うために街の大通りを車で通ったとき、窓から人々の列が見えました。
コロナ抗原検査の列かな?いや、検査場ではなさそう。どうして並んでいるんやろ?
爆買いしたケーキの箱を抱えながら、車窓から見えた行列の謎を解き明かしに歩いて向かうとそこはカフェの持ち帰り用の窓口でした。
いい歳してスロバキアの若者に混じって列に並び、同じものを注文して手にしたのはミルクシェイク!
店内はもちろん、テラス席もロックダウンで閉まっているので、店先で立ってまたは街中のベンチに座って皆さん飲みものとおしゃべりを楽しんでいました。
暖かくなると、外に出て飲食したくなるものです。
ふと、行列=コロナ抗原検査の順番待ちの列と自分が無意識に認識していることに気づきました。ロックダウン前は人が集まっていると何か催しものでもしているのかな?新しいカフェが開店したのかな?と思っていたのに。
日が暮れていく中、ミルクシェイクを手にまだ冷たい飲みものは早かったなと少し後悔しながら、少なからずコロナ禍に影響を受けている自分の思考回路に驚きとショックを受けつつ帰路についたのでした。
一日も早く、小売店や飲食店が通常営業されますように。