暗く寒いヨーロッパの冬に欠かせないもの、それはビタミンDのサプリメント。
私は今年の11月下旬ごろから理由もなく憂鬱になり、塞ぎ込み、興味のあったことさえ意欲が沸かなくなりました。最初はまさかこんなに症状が出るものなのかと驚いたのですが、ものは試しで薬局へ向かいました。
ビタミンDの欠乏で引き起こる主な症状。
・カルシウムの吸収低下により骨や筋肉の弱化
・冬季うつ(気分の落ち込み、やる気が出ない、後ろ向きな思考)
サプリメントは薬局で手軽に購入できます。
写真のものは60粒(2ヵ月分)で6.9ユーロ。
冬至を過ぎて、少しずつ日の入りが遅くなったとはいえ、スロバキアの冬は天気が悪い日が多いので、日照時間は本当に短いです。
ビタミンDには免疫力を調節、維持する働きがあり、風邪などが流行るこの時期には継続的な摂取が望ましいです。
社会主義時代、ビタミンDのサプリメントは政府により通年、小学校の児童たちに毎日2粒が支給されていたそうです。また、内陸国のスロバキアでは魚介類の流通が乏しく、海産物はほとんど食べません。そのため魚油のサプリメントも人気があります。
手洗い、栄養のある食事と睡眠を基本に体調管理をしっかりしつつ、ビタミンDのサプリメントの助けを借りながら厳しい冬を乗り越えたいと思います。