11月25日からまたロックダウンとなっているスロバキアですが、ワクチン接種を拒否する人たちにとってさらに厳しい措置となっています。
事実上のワクチン強要
生活必需品と薬局以外の店舗では、ワクチン2回接種済みの証明書の提示が必要になりました。また、2回目接種から半年以上経っていると3回目の接種が必要だとか。
以前であれば、ワクチン接種または抗原検査の陰性証明書の提示で入店が可能でした。
事実上のワクチン強制。
そんな中、私たち夫婦はワクチンを打っていません。まぁ、生き難いですよね。
ちなみにスロバキアのワクチン接種率は43%(11月30日現在)
ヨーロッパ諸国の中では低い数値のようです。
実際に街に出てみたら
現在、家の部分リフォーム中なのですが、どうしても材料の買い足し必要だったので買い物に出ました。
個人経営の小さなお店では店主の意向でワクチン接種をしていなくても入店させてもらえました。正直、ほとんどのスロバキア人がこのロックダウンの措置に意味がほとんどないと思っていると思います。
それでも大型店舗やショッピングモールでは入り口でワクチン接種証明書を提示しないといけないのです。
東欧らしいですよね。公式にはどの店でもワクチン証明書が必要だけれど、実際はいくつかの小さな店ではこっそり買い物ができる。
私たちには大変有難いですが。
変異株の出現とビザの行方
コロナウィルスにまた変異株とのニュース(オミクロン株)
再度、日本は原則外国人の新規入国禁止の措置を取るようですが、もう動揺しません。
主人の就労ビザ取得が延期になりもうすぐ1年。今のところ、来春に日本に行く予定ですが、成るように成ると気長に待ちます。
恐らく、それを読んで下さっている方は就労ビザではなく、配偶者ビザを取得すれば良いのでは?と思われたと思います。
確かに主人の日本人配偶者としてのビザを取って日本に入国することも可能ですし、以前に考えたこともありましたが、まぁ現実的ではないし、私たちにはメリットがあまりないように感じたのです。
まず、スロバキアから日本に帰国するには飛行機を2回乗り継ぎ(3つの飛行機に搭乗)、に自宅隔離。
現在も主人の就職先は在宅ワークが続いています。結局は自宅から仕事をすることになります。
夫婦揃って、ビザに必要な書類を集める労力も飛行機を乗り継いで渡航する体力もありません。
という訳で「就労」ビザを待っている次第です。
いつまでワクチン接種やロックダウンに振り回されるのか、本当に必要なことのか、常に疑問を持ちながら生活するのは大変ですが、大切なこと。
いつかは終わる
リフォームを始まって早2週間。未だに家の中は雑然としていますし、作業に来てくれているおじさん3人は我が家に宿泊しているので共同生活。もうストレスと疲労で顔からは表情が消え、あれだけ楽しみにしていたリフォームが苦痛でしかないのですが、「いつかは終わる」と完成を楽しみに作業するのみです。
この世の中の混沌も「いつかは終わる」
今日から師走ですね。今年も残り1ヶ月だなんて。
リフォームもですが、色んなことを片付けて気持ち良く新年を迎えられるように今日も頑張ろうと台所からコーヒーを淹れながら、まだ日の出前の暗い外を眺めながらまだ目覚め切ってない頭で思ったのでした。