今日は2月14日、バレンタインデーですね。
日本では百貨店などで様々なブランドのチョコレートが販売されていると思いますが、ここまでバレンタインのイベントに力が入っているのは日本だけなのでは?とスロバキアに来てから感じます。
今回はスロバキアのバレンタインの様子をご紹介します。
盛り上がりを見せないバレンタインデー
簡潔に申しまして、スロバキアでバレンタイン行事はほとんど浸透していません。
というのも、諸説ありますがバレンタインの起源は古代ローマまで遡るそうで、花束やチョコレートなどのお菓子を男性が女性に贈ることはカトリック・キリスト教を強く信仰するスロバキア人から言わせれば、宗教行事ではなく大衆行事とみなしている人が多いのではないでしょうか。
スロバキアではいつもは見ない華やかな包み紙のチョコレートやいつもより多めにバラの花束がスーパーの店頭に並ぶくらいです。
個人的に、このくらい地味な感じがスロバキアらしくて好き。

私の主人は数年前までバレンタインデーのことを知りませんでした。(まぁ元々この手のイベントに疎い人ということもありますが)
若い人たちにはバレンタインはイベントとして広く浸透しているかもしれませんが、年代が上がるにつれて知名度は下がる印象です。
それでも還暦を過ぎたくらいの夫婦が仲良く買い物をしながら、どの色のバラの花束を買おうか悩んでいる光景は何とも微笑ましいものです。
日常にささやかに取り入れる
企業の販売戦略に踊らされるのは好きではありませんが、ほどほどに楽しむのが丁度良いなと思います。
結婚5年目の私たち夫婦、お互い健康でコーヒーを淹れて一緒に選んだチョコレートをつまめるだけで十分です。