今回の旅はダブリンに4泊、実質丸3日の日程。
隣人のおばさんを誘うと被せ気味に一緒に行く!と返事が返ってきました。(おじさんはわんちゃんとお留守番)
彼女は英語が全く分からず、(スロバキアの地方在住のこの年代だと普通) ツアー添乗員のいない旅行は不安要素がいっぱいですが、私たちと同行することで心強いという訳です。
実はおばさんの姪がダブリン在住で、色んな所を案内してもらいました。
さらに民泊で温かいご飯を食べてないでしょ!と夕飯までご馳走してくれました。(有難い!)
冷たい風が吹き雨が降る、防寒は必須!
アイルランドの天気は変わりやすく、雨の日が多い印象です。
一年中冷たい風が強く吹いており、気温は高くても体に打ち付ける風により体感温度はとても低く感じました。
今回2月半ばに訪れ、最高気温10度でしたが真冬並の防寒の服装で正解でした。
私たちが滞在した3日間、ダブリン市内に一度にわか雨が降ったくらいでほとんど晴れていました。(本当に運が良かった!)
丘からの景色は絶景、港街Howth
晴れた日に訪れてほしいのはアイリッシュ海を望むハイキングが楽しめるHowth(ホウス)です。
ハイキングの後は丘を下って港へ。
漁港に沿ってレストランや海鮮が売られている店舗が並んでいました。
こんな新鮮な魚介類、まずスロバキアではお目にかかれません。
ちなみにここの港では運が良ければ、アザラシが見られます。
内陸国スロバキアから来た私たち、野生のアザラシなんて初めて見たので、アイドルの撮影会のごとくアザラシの写真を撮りまくる。
宿泊した宿のオーナーにホウスの港でアザラシを見たことを話すと「今は餌やりが禁止されているけれど、昔は魚屋さんで魚のアラを買って現地の人たちはあげていたのよ。」と。
恐らく今でも漁師さんたちからこっそりとお裾分けをもらっているのでしょう。
体が冷えたら、チャウダーで温まって
ハイキングや街歩きで体が冷えたら、是非とも海鮮チャウダーで温まりましょう。
海鮮チャウダーはどのレストランでもメニューにあるほどダブリンでは定番メニューだそうです。
ダブリンといえば、パブ!
ギネスビールやアイリッシュウイスキーが有名ですね。
街には多くのパブが並んでいました。
日が暮れてからはアイリッシュパブをはしごするのも楽しいかもしれません。
飲めない私たちはテンプルバーのパブをちらっと覗いて雰囲気だけ感じて出てきました。
土曜日の夜のパブはすし詰め状態でしたので、行くならご覚悟を。
ホットチョコレートを片手に街歩き
私のおすすめはButler’s chocolate cafe (バトラーズチョコレートカフェ) のホットチョコレート。
ダブリン市内にいくつか店舗があり、ホットチョコレートはミルクチョコレートやホワイトチョコレートなど数種類ありました。
まさに溶かしたチョコレートを飲んでいるかのように濃厚でした。思ったより甘かったですが。
注文した飲み物につき、ショーケースからチョコレートをひとつ選べるのも嬉しいポイント。
選んだプラリネチョコレートもとても美味しかったです。
私たちがダブリンを訪れたのがバレンタインの直前の週だったこともあり、バレンタイン仕様のチョコレートの箱詰めが売られており、なんとも可愛らしかったです。
ダブリン郊外へはDartで電車旅!
ダブリンへ旅行に来るなら、是非郊外まで足を延ばしてみて下さい!
Malahide(マラハイド)~Bray (ブレイ)の区間を沿岸を走る電車Dart。車窓からの眺めも良いです。
12世紀に建てられたマラハイド城。白みを帯びた石造りのお城と鮮やかな緑の芝が美しい。
幸せを呼ぶクラダリング
アイルランド西部Galway(ゴールウェイ)近くのKladdagh(クラダ)村が発祥だといわれているアイルランド伝統工芸モチーフのクラダリング。
モチーフの王冠は忠誠、ハートは愛、添えられた手は博愛を示しており、Let love and friendship Reign. (愛と友情に支配されよ。)というメッセージが込められているそうです。
ご縁があれば欲しいなと思っていましたが、たまたま入ったセカンドハンド店で目に入ったシルバーのクラダリング。
会計の際、店主のおじさんにクラダリングの付け方を知っているかと聞かれ、知らないと答えると丁寧に教えてくれました。
右手の薬指にハートが外側に向くように着けると「独身、恋人募集中」
左手の薬指にハートが外側に向くように着けると「婚約中」
左手の薬指にハートが自分に向くように着けると「既婚」
を意味するそうです。
サイズが大きく、私の親指でぴったり。これはこれで可愛い。
天候にも恵まれ、ダブリンの自然と都会を散策が楽しい旅でした。
冒頭の写真はリフィーに川に架かるグラタン橋からのダブリン市内の眺め